漫画シャーマンキング完結版と通常版の比較6
こんにちはー!
シャーマンキング大好きな私が
マンキンファンのために
武井宏之先生の漫画シャーマンキング5巻〜8巻の絵やセリフ、扉絵などをシャーマンキング通常版と比較していきたいと思います!
今回は、対ファウスト、蓮の戦いを
5巻〜8巻をまとめて一気に見ていきます。
特に蓮との戦いでは描き直してあるコマが多く、見どころ満載となっています!
それではまず
5巻の後半から見ていきましょう!
シャーマンファイト予選2回戦の
葉対ファウスト8世編の続きから始まります。
お次は、
シャーマンファイト予選第2回戦、
葉対ファウスト8世編です。
ファウスト8世
通常版(5巻)
完結版(5巻)完全版(5巻)
通常版(5巻)
完結版(5巻)完全版(4巻)
ファウストについては
初登場シーンの服装(1枚目)が少し違うだけで
そのほかはあまり目立った変化はありませんでした。
主要キャラクターの最初の登場回で
修正の手があまり入っていないのは
今のところ竜さんとまん太、
ファウストですね。
麻倉葉
通常版(5巻)
完結版(5巻)完全版(4巻)
葉もアンナも5巻では
修正はかかっているものの
はっきりと分かるほどの大きな変化はありませんでした。
ファウストの持ち霊であるエリザの登場です!
エリザ
通常版(5巻)
完結版(5巻)完全版(5巻)
鼻とアイラインが微調整されています。
エリザに関しても、ファウスト同様に
通常版と完結版で大きな変化はありませんでした。
恐山アンナ
通常版(5巻)
完結版(5巻)完全版(5巻)
何があっても葉を信じる
アンナさんかわいい。
ここからは、
ファウスト戦で敗北した葉が実家の出雲へ修行へ行くお話の中のシーンです。
麻倉葉
通常版(6巻)
完結(6巻)完全版(5巻)
出雲修行編では
どのキャラクターも大きな描き直しはほとんどされていませんでした。
ちなみに、
この時期の武井先生の通常版の絵は、
輪郭線に強弱があり味のある絵になっていると思います。
それがほとんどそのまま完全版に引き継がれていて、個人的には嬉しいです。
玉村たまおの初登場シーンもありましたが、
通常版と完結版でほぼ変更はありませんでした。
次は蓮との戦いです!
出雲にあるヨミの穴での修行により、
巫力を上げた葉くん。
そして
ライバル道蓮との勝負、
シャーマンファイト予選三回戦に挑みます。
道円
通常版(7巻)
完結版(7巻)完全版(6巻)
蓮の父、道円の初登場。
通常版では、
顔がある程度把握できる状態でしたが
完結版では影でほとんど見えないように修正されています。
巨大な身体を持つ道円は
そもそも人間なのか?バケモノなのか?
何者なのか分からないような描写は、
初めて完結版から読み始めた方にとっては
読んでいてドキドキワクワクしますよね。
次は、ついに道蓮との試合です。
試合場所は摩多霊園!
扉絵『再開墓苑』
通常版(7巻)
完結版(7巻)完全版(6巻)
通常版では
葉っぱ1枚とかなりシンプルなものとなっていましたが、
完結版では葉とまん太が摩多駅の改札口から出てくる場面が描かれています。
ライバル蓮との因縁の戦いの前で、
まん太は緊張を隠せない様子ですが、
出雲での修行の成果もあるのか
普段と変わらない様子の葉くん。
通常版では
見ることのできない貴重な扉絵だと思います。
そして、
葉と蓮の試合が始まります!
道蓮
通常版(7巻)
完結版(7巻)完全版(6巻)
通常版(7巻)
完結版(7巻)完全版(6巻)
通常版(8巻)
完結版(8巻)完全版(6巻)
通常版(8巻)
完結版(8巻)完全版(6巻)
通常版(8巻)
完結版(8巻)完全版(6巻)
葉対蓮の最終決戦編ということもあり、
蓮の描き直しが今までより比較的多い印象でした。
個人的な見解ですが、
これまでに描き直しがされているキャラクターのほとんどが、
少し大人っぽい、キリッとした顔や、
迫力のある表情などに修正されている傾向があるのに対し、
蓮に関してはその逆で、
憎しみから少し解放されつつあるような表情に
描き直されているような印象を受けました。
この世の全てを憎み、
壊す術しか知らなかった蓮。
その蓮とは対照的に、
風や水のように全てを受け流す力を持つ麻倉葉。
蓮は登場した当時はかなりキツイ顔をしていましたが、
葉と出会い、
今回の決戦により風や水は力では壊せないことを悟り、
蓮の憎しみが葉によって少しずつですが解き放たれつつあるその心情の変化が
完結版7,8巻によって改めて再描写されているのではと思っています。(考えすぎ?)
そしてその頃、
葉と蓮の試合を中継でみる人たち。
ホロホロ
通常版(7巻)
完結版(7巻)完全版(6巻)
通常版のホロホロのヘアバンド?は
無地でした。
ホロホロの無地のヘアバンド姿は
逆にレア感ありますよね!
完結版では
全てのホロホロのコマに、このヘアバンドの修正がかかっていました。
ガンダーラのサティ
通常版(7巻)
完結版(7巻)完全版(6巻)
完全版ではサティさんの髪色や髪型が
描き直されていました。
そして
ついに来ました!
ハオ様!
ハオ
通常版(7巻)
完結版(7巻)完全版(6巻)
完結版では影で顔が分からない状態に描き直されています。
登場して間もない初期のハオ様は
ネイティブ・アメリカンのファッションに身を包んでいます。
当時のハオはネイティブアメリカンの格好をするのがマイブームだった、
とのことです。
ファウスト8世
通常版(7巻)
完結版(7巻)完全版(6巻)
怪しいホテルからシャーマンファイト開会式にエリザと共に向かおうとするファウスト。
あまり修正されていませんでしたが、
シャーマンキング7巻ではところどころで
書き直しされていました。
最後は蓮との試合中の葉くん。
麻倉葉
通常版(7巻)
完結版(7巻)完全版(6巻)
通常版(8巻)
完結版(8巻)完全版(6巻)
完結版では葉くんの目が描き直されています。
葉くんの澄み切った心を表しているようで、
とてもきれいですね。
扉絵『無理じゃない』
通常版(8巻)
完結版(8巻)完全版(6巻)
葉と蓮ペアの扉絵です。
こちらも完全版で修正されていました。
個人的に、
この蓮の着こなしはお気に入りです。
もう1枚。
通常版(8巻)
完結版(8巻)完全版(6巻)
そしていよいよ
蓮との戦いもこれで最後の一発。
全ての力を持って破壊しようとする蓮を
受け止める葉。
通常版(8巻)
完結版(8巻)完全版(6巻)
通常版では真剣な顔つきの葉ですが、
完結版では、
葉が蓮の全力の攻撃を笑顔で受け止める描写に変わっています。
負けたら終わりとなる
この重要な瞬間にでさえも
いつも通りの自分で、
そして笑顔でいられる葉。
『自分を見失うのは本当に怖え』
『オイラはヨミの穴で何よりいつもの自分でいられる事の大切さと難しさを知ったんだ』
完結版7巻 第59廻『無理しない』より
最後に、
蓮との戦いも終わり
シャーマンファイト予選勝ち抜きが決まった葉くん。
通常版(8巻)
完結版(8巻)完全版(6巻)
蓮との大事な一戦が終わり
日常に戻ったからか、
いつも以上に気が抜けていますね。
かわいい。
シャーマンキング5巻〜8巻はいかがでしたか?
特に蓮との戦いではシャーマンキングを理解する上で重要な場面がたくさんありました。
すでに一度読んだ方もぜひ、
通常版と完結版を比べながら読み返してみてくださいね。
それでは、
次回は蓮と道家との戦いを見ていきます!
お楽しみに!