28歳、女。公務員から無職に

私は大学を卒業してから6年間、高校の英語教員として働いてきました。

採用試験に合格し、晴れて高校教員として働くことになるのですが、

待ち構えていた現実はそう甘くはなく、、

苦しみながら悩んで悩んで

悩んで悩み続けた結果、

6年間の教員生活に終止符を打とうとやっと決心しました。

世の中にはもっと自分に合った

自分が心からやりたいと思える仕事が

満ち溢れている、そう思い描きながら

28歳にして教員を退職。

何も思い残すことなく心晴れやかに新たな人生を始めようとした矢先、

新型コロナウイルス拡大の影響で

現在無職。

アルバイトすら断られ

ただ今月収0円です。

この想定外の状況に

ただただ不安を感じながら過ごしていますが、

新型コロナウイルス拡大で外出自粛の最中に

私が教員在職中に出会ったある先輩の先生の話をふと思い出しました。

「世の中何が起こるかわからない」

職場で出会ったその先輩先生は

教員になる前は民間で働いていたらしいのですが、

東日本大震災の影響で会社が打撃を受けたのがきっかけで公務員に転職したのだそうです。

世の中何が起こるかわからない。

この言葉をその先輩先生から聞いた時、

当時の私はその言葉の意味を深く実感できませんでした。

大学を卒業してからすぐに

公務員として安定した生活をしていたからです。

不安定な生活をしたことがなかったからです。

そして公務員を退職した今、

コロナの影響でタイミング悪く

生活のために働きたくても

仕事がない

収入がない

こんな状況になり、

身をもってその先輩先生の言葉の意味を知ることになったのです。

公務員はこの状況でも安定した収入を得ることができ、

さらに

多くの企業が経営難になり

仕事がなくなるかもしれない中、

公務員なら今後も一生涯仕事が保障されます。

民間企業に勤める私の父からも

公務員を辞める前に何度も

説得させられました。

公務員を辞めるな

と。

私は公務員の良さを

新型コロナウイルス拡大のタイミングで辞めて初めて

理解しました。

次の記事では公務員や教員のメリットについて

書いていこうと思います。