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教員のデメリット

6年間教員として勤め

ついに退職することに決めた私ですが

 

前回は教員のメリットについて

自分なりにいつくか挙げさせてもらいました。

 

今回は

 

教員のデメリット

 

について書いてみようと思います。

 

 

 

教員のデメリット

 

  • 拘束時間が長い 
  • 残業手当がない
  • 指導経験のない部活動を持たされることもある
  • やらなければいけないことがたくさんある
  • 室外部活動の顧問は日焼けする
  • 教科によって仕事量に差がある
  • 生徒との人間関係が辛い時がある
  • 休みの日に気軽に出歩けない
  • 服代がかかる
  • 定期的に県内異動がある

 

 

 

1.拘束時間が長い 

 

学校にもよりますが、

私の場合は残業は

平均して

 

1日に約2,3時間

月に平均約50〜60時間

 

 

もっと長い先生はたくさんいらっしゃると思います。

 

一般企業は朝8:30出勤

だとしたら

おそらく電話がつながるのも

その時間からになると思いますが、

 

学校では学校が開き次第

朝6時であろうと

夜の9時であろうと

電話は繋がります。

 

私は初任のころ

朝7:40分に学校に着くと

自分の仕事もできず

鳴り続ける電話にひたすら対応していた時も日々もありました。

 

もうすぐ

一定の時間を過ぎると電話が繋がらなくなるシステムになるという話を聞いたので、

今後は少しでも教員の仕事量が減ることを願います。

 

 

さらに、

普通科高校では朝の学習会を行っている学校が多く

朝早くから出勤

なんてことも週に1、2回あります。

 

一番辛かったのは、

休みがほとんどない

ということ。

 

土日は毎週部活動があり

学習会や模試などもあります。

定期的に部活動の大会もあるので、

土日が2週間連続で潰れる

こともよくありました。 

 

特に野球部顧問の先生は

冬場やテスト期間中など以外はほとんど

休みがないと思います。

 

このように、

拘束時間が長いため、

教員になるにはやはり

体力が必要です。

 

 

 

2.残業手当がない

 

上記に書いたように、

教員はこれだけ働いても

残業手当がもらえません。

部活動については

平日の17時以降の部活動については

少し手当はつきますが、

書類を出さないと手当はもらえません。

余裕がなく書類の作成すらできません。

ちなみに私は一度ももらっていません。

 

 

私の県では

土日の部活動については

最低3〜4時間やらないと

お金が出ません。 

出ても時給500円くらいです。

2時間半くらいの部活動でしたので

全くもらっていませんでした。

 

 

 

3.指導経験のない部活動を持たされることもある

 

以前、「教員のメリット」の記事で

 

自分の特技や趣味を仕事に生かせる

と書きましたが、

部活動については

やりたい部活動の顧問の枠に空きがあるかどうか

によって決まってきます。

 

私の場合、

経験のない競技の指導も行わなければならなかったので

その競技についての勉強や練習メニューを考えたりするのが結構大変でした。

 



 

4.室外部活動の顧問は日焼けする

 

特に女性の先生は日焼け対策はしっかり行った方が良いと思います。

私も万全に日焼け対策はしたつもりでしたが、

 

他の先生に比べて

だんだん肌が劣化し

シミが増えてきました。

 

また、夏は生徒と同じように外にいるので

軽い熱中症になることもよくあります。

 

 

 

 

5.やらなければいけないことがたくさんある

 

「雑務がたくさんある」

これは教員だけでなく

どのお仕事にも共通していることだと思います。

教員も授業や部活動だけでなく

書類作成やその他さまざまなお仕事をします。

その中でも私が教員になって

特にびっくりしたお仕事を上げていきたいも思います。

 

•保護者向け駐車場の誘導係

 

•文化祭などの行事で歌や踊りを披露

どの学校にも当てはまることではないかと思いますが、

特に三年生の学年を担当すると

文化祭等で生徒にサプライズで

歌を歌ったりする学校もありました。

生徒の為とはいえ、歌も踊りも苦手な私には、なかなか辛い時間となりました。

クラス対抗合唱コンクールがある学校では歌唱指導もしなければならない場合もあります。

上記に挙げたもの以外でも

教員のお仕事はたくさんあります。

よく言われるのが、教員は

 

何でも屋

です。

苦手なものがなく、何に対してもフットワーク軽くしてできる人に向いているお仕事だと感じました。

 


6.教科によって仕事量に差がある

 

これは教員になる前に

注意した方が良い点です。

特に、

教科書や使用教材が年によって違うかどうか

によって

予習をする必要があるかが大きく変わってきます。

使う教材や教科書が変わらない場合は

予習をする時間が短縮できるので

負担が少なくなります。

ちなみに私の場合は英語でしたが、

学年ごとに使う教科書が比較的違うことが多かったです。

教科書が変わるたびにまた時間をかけて予習していました。

さらに英語科は

通常の業務にさらにプラスして

 

出張や研修の数が多い

英検の開催や指導

ライティング添削

実技テストの準備

ALT(外国人教師)のスケジュール管理

 

などもあります。

同じお給料もらっているのに、何で教科ごとにこんなに差があるんだろうと思いながら働いていました。

 

 

 

 

 

7.生徒との人間関係が辛い時がある

 

生徒との人間関係で悩みを持つことは、ほとんどの先生が必ず一度は経験することだと思います。   

 

馬が合わない生徒がいたり

苦手なクラスがあったり

 

これは年齢に関係なく、ベテランの先生でさえ悩みを抱えることは少なくないです。実際に私が初任の時、10年以上も教員をしている先生でさえ生徒との人間関係で悩みを抱えていました。

 

教員の辛い部分は、

そういった

苦手な生徒やクラスがあっても

最低1年間は毎日のように接していかないといけないという部分です。

 

教員は孤独です。

授業やクラスに入ると常に1人です。

40人クラスだった場合は 

 

40対1です

 

たとえ自分は大人で相手は子供だとしても

数的には常に不利な状況なんです。

何があってもブレない、強い心が教員には必要だと思います。

 

 

 

8.休みの日に気軽に出歩けない

 

 

特に若い先生は彼氏彼女と一緒に出かけてしまうと、 

ばったり生徒と遭遇してしまう

なんてこともあります。 

中には黙って心の中に留めておいてくれる生徒もいますが、

先生昨日〇〇に居たよね〜

なんて大きな声で話しかけてくる生徒もいます。

Twitterなどですぐ拡散されてしまうこともあるかもしれません。

 

私自身も出かけるときは

必ず学校がある場所から車で最低2,30分以上離れたところに出かけていました。

 

ただ、生徒にプライベートを見られても気にならない方にとっては

特に問題ないかと思います。

 

 

 

 

9.服代がかかる

 

女性教員に限りますが、

とにかく毎日

 

学校に何を着ていくか

 

に悩む先生もいるのではないかと思います。

他の私服勤務の仕事の場合でも

同じかもしれませんが、 

教員が他の職業と違うのは

 

 

教員は常に見られる側にいる

 

という点です。

私も初任の時は

同じような服を着ていることが多く

ファッションセンスもゼロだったので

生徒から

いつも同じような格好してるよね

とか

 

今日の格好ダサい

なんて言われたこともありました。 

 

教員も人間なのでやはり傷つきます。

悔しかったので

雑誌を読み込んでめちゃくちゃ勉強して 

数年後、

先生の服いつも素敵

と言われるまでに見返してやりました。

 

 

 

10.定期的に県内異動がある

 

教員のデメリットの一つとして

定期的に学校を異動しなければならないことが挙げられます。

そしてどの学校に異動するか、希望が通ることは少ないと考えて良いと思います。

ただし、移動する地域については理由により配慮してもらえることもあります。

 

 

 

 

 

 

以上、教員のデメリットについて挙げていきましたが

いかがだったでしょうか。

今回はデメリットについて書きましたが、もちろんメリットもありますので、まだ読んでない方は教員のメリットについての記事もぜひ読んでみてください。